用語集[か行]
確実度
活断層であるかどうかの確かさは“確実度”として、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの3つの区分に分類される。
| 確実度 | 説明 |
| Ⅰ | 活断層であることが確実なもの |
| Ⅱ | 活断層であると推定されるもの |
| Ⅲ | 活断層である可能性があるもの |
火災延焼危険度
木造建物が密集している地域では火災延焼の危険性が高くなる。 本サービスでは、周辺の木造建物の棟数や密集度より不燃領域率を簡略的に求め、残火災が最大に焼失する割 合を阪神・淡路大震災時の火災延焼状況をふまえて求めて、火災延焼危険度ランクを評価している。地域の 消火能力や出火時の風速などについては考慮していない。
| 火災延焼危険度 | 最大焼失率(面積比) | 不燃領域率(面積比) |
| 低い | 10~20% | 70%以上 |
| やや低い | 20~30% | 50~70% |
| やや高い | 30~50% | 20~50% |
| 高い | 50~100% | 0~20% |
火砕流
高温の火山灰、岩石、火山ガスの混合物が一団となって高温高速で山を流れ下る現象。火砕サージは気体を中心とした高速・高温の流れで、火砕流本体より地形に影響されにくく、遠くまで達する。火砕流本体は地形的に低いところを流下しますが、規模が大きいと流下範囲は広くなり、地形に影響されずにちょっとした尾根は越えていく。温度は数百℃、時速100km/hを超えることもあるため、発生してからでは避難することは難しく、生命に危険がおよぶ。火砕サージ到達域では一瞬のうちに爆風によって建物が倒壊することが多く、火砕流到達域では木造家屋・鉄筋構造物の区別なく、建物を焼失・埋没(全壊)させてしまう。
火山ガス
火口や山腹にできた割れ目などから有毒ガスが噴き出し、風に流される現象。強いにおいのガスや無臭のガスなど、さまざまな種類があり、噴気孔より下流の凹地や沢の底などガスがたまりやすい場所では、生命に危険がおよぶこともある。
火山弾
火山から岩石が高速で弾道状に放出される現象。初速度が100m/sを超える場合も少なくなく、当たると建物の屋根や車のガラスに直撃して穴が開くこともあり、人に当たれば生命に危険がおよぶこともある。
活断層
活断層とは、第四紀(約200 万年前から現在まで)に、おおむね千年から数万年の間隔で繰り返し動いてきた 跡が地形に現れ、今後も活動を繰り返すと考えられる断層のこと。 繰り返し活動した結果として地表にも大きなずれを生じる場合がある。このため、活断層に特有の地形が 地表に現れていることが多く、活断層の位置を探る場合、航空写真を判読することによって判る場合がある。 また、断層の上を軟らかい堆積物が覆っている場合には、地形からだけでは確認できないため、反射法地 震探査などの物理探査やボーリング調査などにより位置が調べられる。 なお、地震は地下深部の断層(震源断層)の運動により発生する。活断層は、震源断層の運動によって生じ たずれであり、活断層自体が地震を発生するわけではない。活断層は地震を発生する地下深部の震源断 層の位置を表しているものではない。
活動度
活断層は極めてまれにしか活動せず、活断層の活動の程度は、長い期間でのずれの累積量(平均変位速度) を指標に“活動度”として、A、B、Cの3つの区分に分類される。一般に活動度の大きい活断層ほど頻繁に大地震を起こす。
| 活動度 | 平均変位速度 |
| A | 1000 年あたり1.0m以上10m 未満 |
| B | 1000 年あたり0.1m以上1.0m 未満 |
| C | 1000 年あたり0.1m 未満 |
簡易オルソ
航空機より撮影された写真は傾きや歪みが存在していますが、既存の地形図により簡便に位置や傾きを補正し、相対的な位置関係を概ね地図に合わせたものです。
供給施設
上水道、下水道、ガス、電力線などの施設・設備のこと。
軽量鉄骨造
中小規模の建物やプレハブ住宅などで、板厚4mm 未満の軽量型鋼が使われる建物。
嫌悪施設
空港、飛行場、競馬、競輪、競艇場、オートレース場、砕石場、採鉱地、自衛隊、米軍施設、工場、石油備蓄基地、墓地、発電所・変電所、清掃工場、浄水場、工業団地、埋立地、火葬場等の、一般的に居住環境に必ずしも良い影響を与えないと判断される施設のこと。
豪雨
低気圧やそれに伴う前線、台風、または局地的に発生発達する積乱雲(かみなり雲)によって、強い雨が短時間にまたは数日間に渡って断続的に降り、その結果、土砂災害や洪水などが発生して大きな人的・物的被害が出ることがある。そのような降雨を「豪雨」と呼び、特に被害の大きかったものを災害が発生した場所や年と共に記録して「○○豪雨」と呼ぶ。豪雨には明確な定義はないが、1時間に50mm以上、または1日に200mm以上の降雨を記録すると災害が発生する場合が多い。また、それより弱い「大雨注意報」が発表されるレベルの雨でも、地理的条件によっては小河川の氾濫や小規模な崖崩れなどが発生する場合があるので注意が必要である。
航空写真画像
航空写真は23cm四方の特殊なフィルムによって撮影された写真です。
それをデジタル処理して画像ファイル化したものが航空写真画像です。
洪水ハザードマップ
破堤、氾濫等の浸水情報及び避難に関する情報を住民にわかりやすく提供することにより人的被害を防ぐことを主な目的として作成された地図。浸水想定区域、避難情報が記載され、市区町村長が作成する。
洪水予報河川
国土交通省が定める洪水予報河川(水防法第10条第2項)、水防警報河川(水防法第16条第1項)と都道府県が定める洪水予報河川(水防法第11条)があり、これらを洪水予報河川と称する。
交通接近条件
対象地から最寄の駅までの徒歩・バスなどによる移動距離と移動時間のこと。
降灰
空高く噴き上げられ細かく砕けたマグマや岩石が、風にのって運ばれて落下する現象。降灰後に降雨があると、火山灰に粘り気が生じて排除しにくくなったり、重くなって木造家屋の屋根が抜けることもあります。また、降灰後の降雨によって土石流が発生することがある。
告示
行政機関等が一定の事項を広く市民に周知させる行為のうち「法令、条例または規則に基づいて公示するもの」のこと。